中国の高速鉄道の発展に伴い、ますます多くの列車で食堂車が姿を消しつつある。そしてそれらに代わって登場しているのが専門ケータリング工場で生産されたコールドチェーンのミールで、調理は電子レンジで加熱するだけで済む。その結果、食堂車のコックたちはその歴史の舞台から次々と去っていき、その多くは鉄路局のケータリング基地の仕事に就いているという。孟さんの周りでもすでに8人のコックがケータリング基地でコックとして働くことを選んでいる。待遇面ではそれほど差は無いものの、その勤務時間は朝9時から夕方5時までで、食堂車での勤務のように5日連続の勤務などということはない。それでも孟さんはやはり食堂車での仕事を続けていきたいということだ。(編集TG)
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