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食いしん坊ランキング、「金に糸目をつけない」トップは北京市民

人民網日本語版 2016年08月15日13:43

デリバリーサービスの中国大手オンラインフードデリバリープラットフォーム「Eleme」が、ベンチャーキャピタル「経緯創投」と共同で、「2016年中国食いしん坊報告」を発表した。北京エリアにおける「Eleme」での注文件数は全国第3位で、1回の注文額が30元以上(1元は15.4円)の注文件数が全体に占める割合は53.26%で全国トップに立った。北京日報が伝えた。

同報告の統計データは、2015年11月から2016年7月までの「Eleme」サイト登録ユーザー7000万人あまりを対象としており、全国約1千都市をカバーしている。報告によると、注文件数が最も多い都市は上海で、杭州がこれに続いた。第3位だった北京は、「全国で最も金に糸目をつけず食べる」都市となり、注文単価が高い客の割合は、全国の都市で最も高かった。

消費の内容を見ると、デリバリーはもはや正式な食事(昼食と夕食)に限らなくなった。昼食と夕食の注文件数が全体に占める割合は74.01%、それ以外の時間帯の注文件数は増加傾向を呈した。このうち、「アフターヌーンティー」の注文件数は前年同期比3.06倍、夜食は同5.64倍、それぞれ増加した。食事のほかに、「食いしん坊」が最も好んでデリバリーを利用して購入した商品は、飲料、スーパー取扱商品、生鮮食品だった。また、注文書の備考欄に最も頻出した内容は、「香菜抜き」だった。

報告から、デリバリー時の状況について、男性と女性では異なる傾向があることが判明した。「Eleme」取引額トップ100都市のうち、男性ユーザーの注文件数が女性ユーザーより多い都市は67都市。また、男性ユーザーの注文単価が女性より高い都市は13都市にとどまった。つまり、男性は「より多く食べられる」一方で、女性は「より多く支払える」という訳だ。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年8月15日

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