障害者や重病の患者にとって、食事は大きな問題だ。誰もが食べ物を口にする健全な体と力を持っているわけではない。そのため、食事支援ロボットのニースが生じている。北京青年報が伝えた。
米ロボットベンチャー「DESIN」は、スマート食事支援ロボット「Obi」を発表した。スプーンを取り付けたロボットアームが美味しい料理を食べさせてくれる。
Obiは同社が初めて顧客向けに開発した製品で、多発性硬化症、運動ニューロン疾患、 脳性麻痺、パーキンソン病、脳脊髄損傷など、四肢障害のある人々がその利用対象となる。
介護者はまず野菜と肉を細かく切り、ロボットに装着される4つの皿に置く。それから患者はロボットの2つのボタンを押すことで、ロボットアームを操り食事する。一つのボタンはロボットアームに皿の間を移動させるもので、もう一つは食べ物を選ぶボタンだ。このボタンを押すとスプーンが降り食べ物をすくい、口元まで届けてくれる。
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