Obiは患者がボタンを押しやすいようにデザインされているだけでなく、カスタマイズも可能だ。介護者は患者の具体的な需要と身体能力に基づき、Obiの各種機能を調整することができ、よりユーザーに歩み寄ったデザインとなっている。プレート上の「Friend」ボタンを押すと、手は動かせるがスプーンを持てない人でも、Obiの力を借りて食事できる。スプーンは旋回機能が付いているため、皿の端にある食べ物もすくうことができる。
Obiがスマートロボットと呼ばれるのは、「Teach」モードがあるためだ。このモードにより、ユーザーはロボットアームの高さを設定して動かすことができる。「Teach」モードで学習後、Obiはこの位置を覚え、次に使う時は自動的にこの高さで動作するようになる。ユーザーが変わっても、介護者はもう一度高さを設定すれば調整が可能だ。
Obiは完全に充電した状態で、2−4時間連続使用できる。使用中、もしその動きを遮る物体があった場合も、自動停止するように設定されている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月11日
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