中国第7次北極科学観測隊は4日、北緯78度59分、西経169度11分の北極海の海域に短期拠点を設置し、今回の科学観測で初の拠点での作業を開始した。流氷が減り密度が下がっていることから、今回の初の拠点はこれまでよりも北に設置された。観測隊は氷床コア23本と、氷の下の海水50リットルなどサンプル収集したほか、今後1年間に渡り科学研究者に観測データを提供するため、氷面に2つの温度観測ブイを設置した。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月8日
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