初の測位サービス基準局がこのほどラオスの首都ビエンチャンに設置され、技術試験に合格した。これは中国の北斗衛星測位システムのサービスが、正式にラオスに進出したことを意味する。人民網が伝えた。
同システムは北斗衛星測位システム、米国のGPS、ロシアのGLONASSの連続観測基準局(CORS)の互換性を持ち、ラオスを網羅する高精度平面測位インフラを形成する。ラオス国内のユーザーに、各精度の測位・時報サービスの情報を提供する。初のCORSは8月1日にその構築を終え、技術試験に合格し、ビエンチャンに設置された。
ラオスの衛星測位総合サービス・システムは、国土計画・都市建設・水利・電力などの業界で使用でき、各種プロジェクトにリアルタイムの正確な、信頼できる情報源を提供する。交通・公安・金融などの分野には三次元の空間位置・時間の観測・管理を提供し、各業界に地上測量の応用を提供することが可能。また自然災害などの観測にも利用できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年8月5日
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