中国広核集団有限公司の広報担当者の黄暁飛氏はこのほど北京で、同社傘下の北京広利核システム工学有限公司が完全に独自の知的財産権を有する原発用分散制御システム(DCS)の「和睦システム」が、国際原子力機関(IAEA)のレビューミッションのレポートを受領したと発表した。これは中国製原発の「神経中枢」が世界トップクラスの認証を獲得し、世界市場の通行許可証を手にしたことを意味する。中国はこれにより、米国、フランス、日本に続き、世界で4番目に原発用DCS技術を確立した国になった。科技日報が伝えた。
北京広利核システム工学有限公司の江国進総経理によると、原発用DCSは原子炉の「神経中枢」に相当し、原発の260以上のシステム、1万弱の設備の運行と各種作業状況の処理をコントロールする。原子炉の安全な稼働停止と事故による軽減機能は、これによって実現されるということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月19日
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