中国商務部(省)がこのほど発表した統計データによると、今年1月から6月、中国の実行ベース外資利用額(銀行・証券・保険分野のデータは含まず)は4417億6千万元(1元は約15.8円)、前年同期比5.1%増加した。全国の外資導入は、全体的に増加傾向が続いている。人民日報が報じた。
ハイテクサービス業とハイテク製造業における外資導入は、ダブル増加となり、ハイテクサービス業の増加幅はやや大きかった。サービス業の実行ベース外資利用額は3107億9千万元、前年同期比8%増、全国外資利用総額の70.4%を占めた。このうちハイテクサービス業の実行ベース外資利用額は、同99.7%増の537億4千万元に達した。
製造業における実行ベース外資利用額は、同2.8%減の1248億5千万元、全国外資利用総額の28.3%.うちハイテク製造業の実行ベース外資利用額は、同6.2%増の314億7千万元。
主要国家・地域の対中投資は、全体的に安定した状況を保持した。実行ベース外資利用額トップ10ヶ国・地域の総額は、前年同期比2.8%増の656.5億ドル、全国実行ベース外資利用額全体の94.6%を占めた。西部地区における外資導入増加幅はかなり大きく、東部地区も安定しており、新規設立または増資された大型企業数が比較的多かった。M&Aによる実行ベース外資導利用額は、引き続き増加傾向となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年7月15日
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