国産リージョナルジェット機「ARJ21-700」が就航するEU6679便が28日、四川省・成都双流国際空港から離陸し、上海虹橋空港に無事到着した。これは中国が独自に開発した初のリージョナルジェットARJ21が、正式に商業飛行を実現したことを意味する。科技日報が伝えた。
同機は中国が初めて国際民間航空機関の耐空性基準に準拠し自主的に開発した、独自の知的財産権を持つ短中距離新型ターボファンエンジン搭載リージョナルジェットで、基本型、貨物輸送型、ビジネス型などに分かれる。座席数は78−90席、航続距離は2225−3700キロで、主に中心都市から周辺の小・中都市に移動する便の需要を満たす。また中国西部高原の気温が高い空港での離着陸や、複雑な路線での障害物突破といった要求も満たすことができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月29日
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