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故郷に埋もれた陶磁器、青年が描く復活の夢 江西省

人民網日本語版 2016年05月23日10:48

謝さんがアトリエで創作している。謝さんが白舎窯遺跡で調査している。彼の足元にあるのは千年前の割れた陶磁器だ。謝さんがアトリエで来場者に白舎窯の歴史を解説している。謝さんがアトリエで自身の作品を整理している。謝さんと妻の江雅テイ(テイは女ヘンに亭)さんがアトリエで自身が製作した陶器の茶道具でお茶を味わっている。
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1988年生まれの謝振華さんは江西省南豊県出身だ。2012年、景徳鎮陶瓷学院(江西省)を卒業した彼は妻と共に景徳鎮で自身の陶磁器アトリエを開いた。ある時、謝さんはネットで吉州窯磁器数点が高価で売り出されているのを見つけ、故郷と同じ「江西5大窯」の1つである白舎窯のことを思い巡らせた。白舎窯は主に青白磁器を生産し、かつて宋の時代に一世を風靡したのち徐々に衰退していった。「白舎窯陶磁器の美しさは景徳鎮陶磁器に劣らないので、埋もれさせるわけにはいかない」と、深い眠りについている古い陶磁器を復活させるべく南豊県に帰郷した謝さんと妻は、景徳鎮の経営で得た貯蓄を白舎窯文化の復興と継承につぎ込んだ。2015年、謝さんは陶磁器を集めて展示し、交流したり、製作法を伝授したり体験したりできる白舎窯陶磁器美学館を設立した。謝さんの努力が実り、白舎窯に関心を寄せる人がだんだんと増え、投資協力の手を差し伸べる人も出てきた。謝さんは、「私は白舎窯の火がゆっくりと燃え盛ると信じている。千年前の煌めきを再現したい」と語る。新華社が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年5月23日

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