映画「魔宮魅影」が26日、北京でプレミア上映を行った。プロダクションマネージャーのマンフレッド・ウォンが、主演の林心如(ルビー・リン)、楊祐寧(トニー ヤン)、任達華(サイモン・ヤム)らを連れ登場した。新華網が伝えた。
本作品は中華民国の時代に一世を風靡した映画女優が、海外留学から帰国した若き映画監督と上海灘で巡り合うストーリーだ。二人は映画を撮影するが、撮影中に奇妙な事件が続発し、彼らの背後に隠された数奇な運命と縁が徐々に浮かび上がる。マンフレッド・ウォンは、「ホラーは本作品の表面に過ぎず、その裏側にある二世代に渡る人物の愛と恨みが、最も感動的な部分だ」と話した。林心如も、「本作品の愛と赦しは、すべての力を超越する奇跡」と述べた。
プレミア上映のレッドカーペットでは、スター同士の親交の深さを知ることができる。プロデューサーと主演を兼ねる林心如は、18年前に「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」(原題:還珠格格)で共演した范氷氷と蘇有朋を呼び、再会を果たした。范氷氷は登場するなり「今日はチームで心如を応援に来た」と述べ、ホラー映画での彼女の美しさを評価した。監督への転向に成功した蘇有朋も、「本作品のヒロインは素晴らしい、チャンスがあればオファーを出したいくらいだ」とユーモアたっぷりに語った。
本作品は29日より全国で公開される。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月28日