子供のころからロシア国内外の童話が大好きなロシア人写真家マルガリータ・カレヴァさんは、モデルを使って、リアル版「童話の世界」の作品を製作している。新華網が報じた。
マルガリータさんは4年前にも、同作品の製作にチャレンジしたものの、満足できる作品ができず、「失敗作」を消去してしまったという。そして、童話の世界をどのようにリアル化するか模索し続けた。「時間をかけてモデルを探した。1000人の中から、ぴったりの人を選んだ。知り合いを探すのではなく、ネット上で探している。また、経費を最小限に抑えるようにもしている。舞台セットや衣装は通常、知り合いのデザイナーに借り、一番安い布を使って自分で作ることもある。それでも、撮影の効果に影響が出ることはなく、童話の世界を再現できる」。
「人民網日本語版」2016年2月17日