有名作家、名作が波に乗り海外進出
中国の現代作品を海外進出させるため、関係当局が全力を注いでいる。同プロジェクトの第1期では、中国国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局が書籍20冊の翻訳を担当し、これまでに曹文軒の「草房子」(ロシア語版)、「紅瓦」(ロシア語版)、周大新の「安魂」(アラビア語版)、格非の「隐身衣」(フランス語版)などが完成した。中国作家協会は25作品の翻訳を担当し、賈平凹の「高興」(スウェーデン語版)、畢飛宇の「推拿」(英語版)、麦家の「解密」(英語版)など9作品が正式に出版された。15年以降、中国出版集団は、同プロジェクト第2期として、13種類の書籍の翻訳を担当している。
ハイレベルの翻訳者や権威ある出版社が、中国文学の海外進出において重要な役割を果たしている。同プロジェクトには、葛浩文や陳安娜、艾瑞克などの、世界でも有名な翻訳家が参加している。また、国際的に有名な出版社と提携することが、中国文学が海外進出するうえで、効果的なルートと貴重なチャンスをもたらしてくれている。
「人民網日本語版」2016年1月13日