浙江省寧波市で9月28日、今年の9月の始業式後のある学校に一組のポーランド人夫婦、アードレィ・グロスさんと妻のエフゲニア・グロスさんがやってきた。彼らは6人の娘(最年長で10歳、最年少でわずか11カ月の双子姉妹)を連れて中国語を勉強するため寧波を訪れた。学校職員は「始業式の手続きの日、事務所は幼稚園のようだった」と振り返る。中国青年網が伝えた。
ポーランドでソフトウェアデザイナーをしていたアードレィさんは今年36歳、妻のエフゲニアさんは三歳年下で、中国に来る前の半年間、中国語を勉強していた。アードレィさんは「中国の家庭は子供を家に残し、年長者が育てますが、どこにいても子供の面倒をみるのは自分の責任です」と話す。
また彼は「語学を学びたいなら必ずその国に行くべきだ。様々な交流を通し、その国の文化に肌で触れてこそ、習得することができると考えています。中国の歴史についてよく分からなくても、中国は悠久の歴史を持っていること、特に中国医薬だけでも4、5千年の歴史があることは知っています。だから、中国語の勉強はとても重要だと考え、子供を連れてやってきました。とても役に立つと思うので子供にも中国語を勉強させたい」という。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年9月30日