日本の十五夜に当たる「中秋節」(今年は9月27日)の日、中国の人々は月餅を食べながらお月見をする。今年も、中国のスーパーなどでは、創作性に富んださまざまな形や味の月餅が並んでいる。揚子晩報が報じた。
あるケーキ屋は、ハリネズミの形をした月餅を販売している。外はチョコレートででき、中身は黒豆あんやおもち、肉のでんぶなどが入ったこのハリネズミ月餅はヒット商品となっている。
また、別のメーカーは、星座の月餅を販売している。おひつじ座、しし座、いて座は赤の月餅、やぎ座、おうし座、おとめ座は黄色の月餅、てんびん座、みずがめ座、ふたご座は緑の月餅、かに座、さそり座、うお座は青の月餅となっており、誰でも自分の星座の月餅を見つけることができる。味も若者をターゲットにしているため、ピーナツとコーン、オートムギとクルミ、ワイン・クランベリー、モカコーヒーなどバラエティに富んでいる。