中国北京市の中心部を除く10の区と県で、「国防教育の日」の9月19日に防空警報の一斉訓練が実施されることがわかった。
北京市の民防局によると、防空警報が鳴らされるのは9月19日午前10時00分から同10時16分までの間。警戒警報と空襲警報、解除警報の3種類の警報が鳴るため、市民の警報識別力を向上させ、防災防空意識を高めること、および防空警報システムの稼働性をテストすることができる。防空警報訓練の実施中、北京市民は通常の生活や仕事をするよう民防局は呼びかけている。
北京市では過去10年間、大規模な防空警報訓練を2回実施している。2008年5月に四川大地震の犠牲者を追悼する式典の際と、2014年9月の人民防空演習の際に行っている。警戒警報は36秒継続して鳴った後、24秒停止。これを3回繰り返す。空襲警報は6秒継続して鳴った後、6秒停止。これを15回繰り返す。解除警報は3分間継続して鳴らされる。(提供レコードチャイナ・編集SC)
「人民網日本語版] 2015年9月15日