米国メディアの報道によると、米国人はピザを集団で拒絶し、マクドナルドのハッピーセットはもはや消費者を笑顔にしない。米国の三大ピザチェーン店「リトルシーザーズ」の2014年度の消費者満足度は8%下落し74%になり、業界内の平均水準の77%より3%下回った。参考消息網で米国が報道した。
その他の大型ピザチェーン店も消費者を満足させることができていない。2015年の米国消費者満足度指数によれば、ドミノピザは2014年から2015年間で6%下落し、ピザハットとパパジョーンズはそれぞれ5%下落した。この数値は7万人の消費者に対してオーダーの正確さから食品の品質、配達速度などまで、あらゆる面で調査を実施した。
6月30日に発表した関連報告書によると「数年来、ピザのチェーン店の価格面での競争は日増しに増加し、原材料の品質面で犠牲を払うこともあり、今現在の消費者の満足度に対して負の影響を生み始めている」という。
ハンバーガー店の消費者満足度は下降幅が比較的少ないが、全体的にピザチェーン店と比べよりパフォーマンスが悪い。米国の各大型ファーストフードのチェーン店の中で、マクドナルドの満足度が今現在最も低く、6%下落し67%だった。バーガーキングとウェンディ―ズは互いに足を引っ張り合いをはじめ、昨年以降、満足度はそれぞれ5%から6%下落している。先の報告書は「消費者は伝統的なハンバーガーチェーン店のブランドに益々嫌気がさし、業界内の競争が激化している」と明確に示した。
しかし、確実に言えるのは米国人が健康食品に大がかりに熱中し始めたわけではなく、代わりにニーズを満たせるレストランを選択しただけである。チックフィレイの満足度が86%と現在最も高く、次に迫るのが満足度83%のメキシコタコスのチェーン店だ。ドーナツを好む消費者は徐々に増えており、ダンキンドーナツ社が唯一、消費者満足度が上昇した大型チェーン企業で、4%上昇し78%だった。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月9日