ロボットがバイオリンを弾くことができるだけでなく、劇に出演したり料理をしたり、スポーツをすることもできる。日本の安川電機はこのほど「MH24」というロボットを開発した。このロボットは日本の有名な居合術家、町井勲氏の動作を真似て、刀でフルーツなどを切ることができ、さらに町井氏にも勝った。国際在線がUPI通信社7日付報道として伝えた。
安川電機が新たに発表した映像によると、ロボット「MH24」は町井氏と対決した。「MH24」は日本刀を操り、厚さわずか1センチの豆のさやを正確に切ることができ、わずかながら町井氏に勝った。
技術者たちは町井氏の動作を「MH24」のメモリーに登録し、ロボットに瞬時に正確な動作のコツを「継承」させるようにした。「MH24」は剣術の腕が高く、フルーツを切るだけでなく、刀を一振りして空中を時速128キロで飛んでいるエビフライを2つに切断することもできる。「MH24」は剣術分野で多くの世界記録を樹立している。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月9日