周恩来総理はかつて「桜花紅陌上、楊柳緑池辺」という、ピンクの桜と緑の柳の鮮やかなコントラストの美しい春の風景を表した詩を詠んでいる。美しい桜の風景を見逃すことはできないだろう。新華網が伝えた。
清明節(4月5日)の時期、日本・京都の気候は中国・江南地方のようで、晴れた日だけでなく、しとしと降る春雨の時もある。桜には独特の美しさを持つようになる。
長い歴史を持つ古都の京都では春と秋が一番美しい季節で、桜も紅葉も御所や神社・寺などで多く見られ、古式豊かな美しさを見せている。
日本人にとって桜の花見は、その美しさを観賞するだけでなく、鮮やかに散る様子の背後にある寂寞感も感じさせるものだ。桜の季節、数多くの地方は花の海と化す。春の桜の美しい風景にどのような属性が与えられるとしても、数多くの撮影愛好家の心をつかんでいるようだ。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年4月8日