11日に開幕した第10回中国航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)で、注目を集めていた大型輸送機「運-20」が、卓越した曲技飛行を披露した。人民網が伝えた。
運-20(コードネームは「鯤鵬」)は中国がこれまで独自開発した航空機のうち最大で、最大離陸重量は200トン級に達する。同機は複雑な気象条件で、物資・人員の長距離空輸が可能で、緊急救助、災害救助、人道主義に基づく救助活動などさまざまな緊急事態に対応できる。
大型軍用輸送機は、遠方の地域に兵力をスピーディーに配備するための主要ツールだ。同機の登場は、中国の戦略的空軍の建設において重要な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年11月12日