習近平国家主席の彭麗媛夫人は11日、APEC首脳会議出席のため訪中したインドネシア大統領、メキシコ大統領、日本首相、マレーシア首相、ニュージーランド首相、パプアニューギニア首相、シンガポール首相、タイ首相、台湾両岸共同市場基金名誉会長らの夫人を世界文化遺産の頤和園に招待した。頤和園は中国に現存する中で規模が最大で、最も整った形を保っている皇室庭園だ。夫人らは仁寿殿、知春亭、徳和園、長廊、排雲殿などを見学し、昆明湖を船で遊覧した。新華網が伝えた。
彭夫人は船上「『百年修行して初めて同じ船で渡ることができる』と言います。皆さんが世界各地からいらっしゃって、同じ船に乗ることができたのは得難い縁です。今日の行事の後、私たちの相互理解と友情は一層深まると信じています」と夫人らに微笑んだ。
夫人らは水木自親殿内で景泰藍、花絲鑵嵌、彫漆など無形文化遺産を鑑賞。景泰藍の制作工程を見学した。夫人らは景泰藍の精緻で手の込んだ制作工程に次々に驚嘆の声を上げた。
また、徳和園で宮廷舞踊と京劇を鑑賞。排雲殿前で、彭夫人が夫人らの防寒のためにわざわざ準備した紫色のストールを羽織り記念撮影した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年11月12日