某婚活サイトがこのほど、独身男女の恋愛・結婚をめぐるさまざまな問題に関する調査結果に基づき、第3四半期(7-9月)恋愛・結婚観に関する調査報告を取りまとめた。報告によると、結婚式に絡む問題で男女間の相違が最も大きかったのは、北京市民だった。「結婚式を挙げたくない」男性は、北京が最も多かった一方、「結婚式を挙げたい」女性も、北京が最多だった。婚前交渉の是非については、最も激しく反対したのは、山東省の男性だった。広州日報が伝えた。
報告によると、「独身から抜け出したい」願望が最も切実だったのは広東省の男性で、全国の11.37%を占めた。山東省の男性(6.32%)と江蘇省の男性(6.12%)がこれに続き、北京と上海も、かなり上位に入った。調査対象となった省(自治区、直轄市)のうち、「独身から抜け出したい」願望を持つ人の割合は最も低かったのは、青海省や西蔵(チベット)自治区の独身男性だった。
結婚・恋愛のスペシャリスト張佳芮氏は、「かなり大きな地域格差が生じる原因として、広東や江蘇などの経済発達地区においては、総じて男女とも晩婚化が進んでおり、その他の地域より『行き遅れ独身男女』の割合が高いことが挙げられる。広東や江蘇の独身男女の『結婚願望』が最も強いのも、このような理由による」と指摘した。
「結婚後、どちらが家庭を切り盛りするか」は、家庭円満を左右する大きな問題だ。統計データによると、全国の男性のうち、「妻が家庭を切り盛りする」ことに最も賛成したのは四川の男性で、全国の9.6%を占めた。男性の第2位以下は順次、広東、山東、上海、江蘇、湖南、北京、湖北だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月22日