中日友好協会と中国日本商会が共催するプロジェクト「走近日企·感受日本(日本企業に触れ、日本を感じよう)」に参加する訪日団40人が5月25日から6月5日までの12日間、日本を訪問している。環球網が報じた。
訪日団のうち35人は、中国石油大学、国際関係学院、北京交通大学、北京語言大学、北京第二外国語学院、北京科技大学などの大学生。6月1日までに、オムロン京都太陽や大阪大学、トヨタ自動車元町工場﹑トヨタ会館、静岡県農林技術研究所、三井物産本社、全日空乗務員訓練センター、東京都多摩川清掃工場などを訪問した。今後、三井住友銀行本店﹑JX日鉱日石エネルギーの根岸制油所﹑東芝未来科学館﹑早稻田大学なども訪問する。
企業や大学などの訪問以外に、訪日団は京都や箱根で茶道や座禅、温泉などを体験するほか、東京の一般家庭でホームステイし、日本の一般人との交流を楽しむ。
大学生35人は全て初めての日本訪問で、中日関係が冷え込んでいるのを背景に、歓迎されなかったり、問題に遭遇したりするのではと、出発前に懸念していた大学生も少なくなかった。しかし、訪問数日で、その心配も完全に消え、逆に日本人の若い中国人に対するもてなしや友好的な態度に感動した。また、日本のきれいな生活環境や行き届いたサービスにも感動している。さらに、日本の企業の社会貢献やエコ理念、人間性ある管理方法からも、多くのことを学んでいる。
大学生の多くは、日本人の友好的な態度や日本で見聞きしたことを多くの中国人に伝え、今後、中日両国の国民のお互いの理解や友好を深めるために貢献しなければならないと感じている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2014年6月4日