中台の通信業界 5G技術基準に注目
第10回海峡両岸情報産業・技術基準フォーラムが21日、台湾で閉幕した。台湾華聚産業共同標準推動基金会の陳瑞隆董事長は、「本フォーラムにおいて、5G(第5世代移動通信システム)が初めてモバイル通信/モバイルネットワークのサブフォーラムに盛り込まれた」と語った。主催者側は22日に開かれた成果報告会において、「中台の業界はモバイル通信/モバイルネットワークのサブフォーラムで、5Gの需要および技術に関する交流・協力、5G技術の研究・発展の共同推進、スマート端末およびモバイルネットワーク応用技術基準の交流の積極的な促進など、6つの内容で合意に達した」と説明した。人民日報海外版が伝えた。
台湾海峡交流基金会前董事長の江丙坤氏は、「中台は5G基準の提携に関する議論をスタートし、事前準備により、欧米企業が主導する通信基準と特許の封鎖を突破する」と述べた。
業界は5G基準が2020年に発表され、2021年の生産額が610億ドルに達すると予想している。2025年の世界5G生産額はその5倍以上となり、3000億ドルの巨大な市場を形成する見通しだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月24日