有人潜水艇「蛟竜号」 専門家チームが成果を高評価
中国国家海洋局が明らかにしたところによると、有人潜水艇「蛟竜号」の試験的応用航行の成果が、このほど青島市で専門家チームの検収に合格した。人民日報海外版が伝えた。
蛟竜号の今回の試験的応用航行では計21回潜水し、38カ所で一般調査を実施し、南中国海・太平洋北東部・北西部で3回に渡る航行段階作業を実施した。71種類計390匹の生物、161個の団塊、8個のクラスト、32個の岩石、180キロの沈積物などのサンプルを収集し、順調に任務を完了し、多くの研究成果を獲得、海底生物の分布、岩石、資源に対する認識を深めた。今回は137点のサンプル、16点のデータ資料、2824枚の高画素写真、1815GBの電子データ資料が提出された。
専門家チームは同時に、潜水艇の使用効率の向上、作業ツールの開発により、科学調査の需要を一日も早く満たすよう提案した。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月18日