広州市、72時間以内ビザ免除が許可
広東省空港管理集団が15日に明らかにしたところによると、中国国務院は広州白雲国際空港の72時間以内滞在の外国人ビザ免除政策を許可した。広州は北京と上海に続く、中国大陸部としては3番目に同政策を実施する都市となった。人民日報が伝えた。
広州白雲空港は第三国(地域)のビザを持ち、72時間以内に搭乗日と座席が決まった航空券を持つ45カ国の外国人に対して、72時間のビザ免除を実施する。この措置により、広東省の観光業にチャンスがもたらされる。中国南方航空の便を利用し白雲空港で乗り継ぎをする外国人は、毎日延べ2000人、通年で延べ73万人に達する。これらの外国人が中国の新たな観光客となれば、広東省観光サービス業の発展および経営環境の改善にプラスとなる。広州の旅行会社の広之旅は、「72時間のビザ免除が広州で実施されれば、白雲空港で乗り継ぎをし広州での観光・滞在を希望する観光客にとって、ビザ手続きの費用と時間が大幅に削減され、より多様化されたフレキシブルな選択肢が生まれる」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年5月16日