中国初のインドアマップアプリ登場 携帯で売場情報を把握
ショッピングモールなどの商業施設内で、携帯電話を使って周辺店舗の商品をすべて閲覧できる--。地図情報を手がける高徳軟件有限公司はこのほど、中国初となる屋内地図アプリを発表した。同社の提供する「屋内地図」には、数百軒の大型商業施設の屋内地図が追加される予定だ。北京青年報が伝えた。
百貨店、空港、展示センター、図書館などの大型建築物の屋内において、人々がそこに滞在する時間が長いほど、屋内地図に対する需要が高まる。高徳軟件が発表した「屋内地図」は、施設の平面図を携帯端末に表示し、各種情報や方角を示すことができる。この屋内地図は、高徳軟件の屋内地図サービスの始まりに過ぎず、将来的により多くの屋内地図を追加していく予定だ。
新たに発表されたアンドロイドBeta V4バージョンは、北京や上海などの百貨店の各フロアの概要、店舗情報、商品の検索ができ、商品の分布や方角などを調べることができる。また、映画チャンネルも追加され、映画の情報、映画館の上映内容、オンライン座席予約、オンラインチケット購入等の映画鑑賞関連サービスが利用できる。同バージョンはすでに公開されており、無料でダウンロードし使用できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年11月9日