故郷を離れた人のほとんどは、一人で祝日を過ごす孤独、一人で深夜まで残業する、などを経験している。王杜妹さん(24)もそんな経験をしてきた。とりわけ一人で過ごす祝日の孤独は、記憶に新しい。海口に仕事に来る前、長沙出身の王さんはわずか1年半の間に、江蘇、河南で仕事と勉強をし、中国の半分を渡り歩いた。先々へ向かい、留まることもあった。彼女は実家の温かさを感じた。
故郷を離れた人は皆、王杜妹さんと同じ気持ちだろう。家に留まる人は放浪する人をいつも羨み、外にアパートを借りるのは独立した自由と感じるのだ。しかし実家を離れ、放浪したとき、実家の味わいを想い出す。王杜妹さんは今回の帰省で、放浪しないことを決めた。現在の一歩一歩が帰省への道程だと語る王さん。家に帰ろう。(編集HT)
「人民網日本語版」2014年2月11日