パリ航空ショーに参加した中国の飛行機 (10)

翼竜I型無人機。

　翼竜I無人機は国際市場のニーズに基づき開発された偵察と攻撃を一体化した無人機で、主に伝統的な軍事分野（戦場偵察、監視、攻撃効果の評価、電子偵察・干渉など）や安全分野（反テロの監視や攻撃、威嚇、騒乱の監視や威嚇、国境巡邏、毒物や密輸の取締など）、民用分野（資源調査、災害監視・評価、映画やテレビ番組撮影など）に利用される。

　翼竜I無人機は単発、V型尾翼を採用し、前輪式着陸装置を備え、噴射エンジン１台を備える。無人機は様々な偵察用の光学、電子設備や対地攻撃武器を設置可能で、最大離陸重量は1200キログラム、有効積載量は200キログラム、最大航続時間は20時間以上、航続距離は3000キロメートル以上に達する。