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パリ航空ショーに参加した中国の飛行機 (2)

梟竜

 梟竜は中国とパキスタンが共同で投資、開発した全天候、単発、単座、多用途戦闘機だ。中国側は梟竜/FC-1、パキスタン側はThunder/JF-17と命名している。同機は先進的な空気力学に基づき、大推力かつ燃油消費の小さいターボファンエンジンを配備し、先進的なデジタルのフライ・バイ・ワイヤ式操縦システムと高度な総合航電武器系統を具え、際立った機動能力を持つ。大きな航続距離や滞空時間、作戦行動半径を持ち、優れた短距離離着陸の特徴や武器搭載能力を備える。ハードポイント7カ所を持ち、様々な対空、対地武器を装着可能で、ハードポイント能力は3600キログラム以上。中距離弾発射と、複数目標の視程外射程攻撃能力を持つ。同時に正確なナビゲーション、状況認識、目標探知・識別、電子戦などの機能も持つ。先進的な研究開発、製造の技術を採用していることから、梟竜は第3世代戦闘機の総合的な作戦能力をクリアすると同時に、小型で低コストという特徴も持ち、グローバルな軍事関連市場のニーズに完全に応えるものとなっている。


主なパラメータ:

全長14.26m

翼幅(翼端のミサイル中心線を含む)9.0m

全機高4.775m

正常離陸重量(翼端のミサイルを含む)9100kg

最大離陸重量12400kg

正常離陸滑走距離407m

着陸滑走距離735m

最大マッハ数 1.6

シーリング16km

基本航続距離1800km

最大航続距離3000km

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