朝鮮の客室乗務員の制服が更新
朝鮮唯一の国際航空会社である高麗航空の客室乗務員(CA)の制服が新しくなり、注目を集めている。朝鮮観光専門の「高麗旅行社」はこのほど、フェイスブックで新たな制服を着たCAの写真を掲載した。新たな制服(右)は従来(左)のものと色が違うだけでなく一層洗練され、特に上半身が襟がなく女性のネックラインの美しさを際立たせるデザインとなっている。そしてスカートも従来より短い丈となっている。制服の左胸には金正日の肖像、右胸には金色の「高麗航空」のマークが入っている。新たな制服の襟周りや袖口、ポケット周りは刺繍で飾られ、金色の花の装飾がついた帽子とともに強い印象を与えている。報道した韓聨社は朝鮮専門家の発言を引用し、新しい制服について、牡丹峰楽団のようなイメージを与えるもので、朝鮮の女性のファッションに変化が生じているようだとコメントした。韓聨社が11日に伝えた。
CAの制服更新は朝鮮の最高指導者、金正恩氏自身の指示による可能性がある。金正恩氏は7月に平壤安順空港を視察した際に、CAの制服について時代に見合うものにすべきだとし、また利用客によりよい機内食サービスを提供するようにと発言している。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年11月13日