オーストリアの男性が零下18℃の夜に凍った滝152Mを登攀
勇敢な人の行動は人々を驚かせるが、冒険好きの行動には命がけともしか言いようのないものもある。英デイリー・メールは27日、凍った滝を登攀する男性の写真を掲載した。この男性は零下18℃の環境で、ピッケルだけを頼りに高さ約152メートルある凍った滝を登攀することに成功した。環球網が伝えた。
この勇敢な男性はオーストリアのAlex Lugerさん(25歳)だ。クライミング好きの彼は今回スイスのBruckenfallという巨大な凍った滝の登攀に挑戦した。11歳からクライミングを始めた彼は、特に凍った滝の登攀が好きだという。「凍った滝を登るのは確かに岩肌を登るのよりも危険だ。登攀前に天候の状態をチェックし、氷が自分の体重を支えるのに十分な硬さがあるかどうかも確かめる必要がある。登る時にはヘルメットやスパイクといった保護対策も採っているが、最も重要なのはクライミング中に自分の手をしっかりとコントロールすることだ。凍った滝を登るのは刺激的だ。毎年氷の層が増えるので、毎回のクライミングはそれぞれ同じではない。」
冒険的なスポーツを主に撮影するカメラマンのRay Demskiさんが、今回の登攀を記録している。これより前にDemskiさんはLugerさんのクライミング姿を何度も撮影しているが、今回は夜の撮影で、その効果も全く違ったものとなっている。「今回の夜の撮影で全く新しい境地が開けた。光の効果で氷の美しい形と色を撮影することができた。」(編集YH)
「人民網日本語版」2013年5月29日