手錠で手をつないで登山したカップル 鍵を失くして救援を求める
手をつないだ手錠が外れなくなり、消防士に助けを求めるカップル。 |
棗庄市峰城区に住むあるカップルが手を手錠でつないで山に登り、山頂で愛を誓い合った。ところが下山途中で手錠の鍵を失くしてしまい、ロマンチックな旅は苦しい旅に変わってしまった。18日午後3時10分、約40分にわたって手錠でつながれっぱなしだったこのカップルは消防士の助けを借りて、やっと手錠を外すことができた。
同日午後2時50分ごろ、慌てた様子の男女の若者が峰城消防大隊の当直室に助けを求めてやって来た。事情を聞くと、このカップルはそれぞれの手を手錠でつないで外れなくなったという。
「2人が助けを求めてきた時には、手錠でつながれた手は腫れて紫色になっていた。」現場の消防士によると、手錠がきつ過ぎたために壊すしかないと判断。壊す過程でカップルの手を傷つけないように、消防士は注意深く作業を進めた。
10分後に男性の左手がまず手錠から外れたが、女性の右手にかけられた手錠はぴったりとはまったままだった。女性を傷つけないように様々な手段が検討され、20数分後に女性の手の上の手錠も切断され外された。
この手錠はカップルがオンラインで購入したもので、互いへの愛を誓うために2人は同日、手錠で手をつないで峰城の近くの山に登った。ところがその途中で男性のポケットに入れていた手錠の鍵が紛失し、手錠を外すことができなくなったという。斉魯晩報が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月20日