香港の公衆トイレと言えば、デパートやレストランのものではなく、香港市政の公共建築の中で最も数が多く、1千カ所近くある。香港の公衆トイレは清潔で異臭がせず、人間にやさしい施設だ。香港での公衆トイレ新設の基準は、外観が美しく、内部は広々として、保守しやすい材料を採用し、明るく、換気設備が強化され、保守用の通路が設置されて保守作業がしやすく、供水管、配水管、目立たないように配置されたタンクや自動水洗装置などが設置されている。荷物用のフックやハンドドライヤー装置、ステンレスの手すりなども設置され、障がい者用トイレや乳児のおむつ交換台もある。香港特別行政区政府の公衆トイレ管理部門は、街道の公衆トイレを管理する食物環境衛生署、公園やビーチ、その他の娯楽場所の公衆トイレを管理する康楽・文化事務署、郊外の公園の公衆トイレを管理する漁農自然保護署の3部門だ。公衆トイレの建築や保守は主に建築署が担当する。香港の公衆トイレは全て無料で24時間開放されており、専門の清掃担当者がいる。新華網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年9月9日
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