春の到来にともない、新疆維吾爾(ウイグル)自治区哈巴河県の科克托海湿地自然保護区では白鳥、白鷺、鴨など数千羽が訪れ、現地の春に生き生きしたムードを付け加えている。
科克托海湿地自然保護区では6日、白鳥や白鷺、鴨などの渡り鳥が群れを成して餌をあさる姿が見られた。渡り鳥たちは空を舞ったり、水中で遊んだりといった姿を見せた。白い白鷺や灰色の鴨と青い水面、草原の遊牧民と牛や羊の群れ、残雪が春の美しい風景を見せている。哈巴河県ではここ数年、湿地の保護を強化し、生態環境にやさしい農業や畜産業を発展させ、天然林と天然草原の保護や「退耕還林」(耕地を森林に戻す政策)、「退牧還草」(放牧地を草原に戻す政策)などの重要な生態保護プロジェクトを構築。自然環境は大きく改善され、多くの湿地がかつてのような姿を取り戻して鳥の天国となっている。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年4月9日
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