中国最新のEVバス 全長が13.7メートルに
2013年中国国際新エネルギー自動車展覧会が、10月17日に北京で開幕した。バス製造・販売会社の宇通客車は中国初の都市間EVバス、全長13.7メートルの「ZK6141BEV1」を出展した。同バスは多くの業界トップ技術を搭載しており、中国国内で最長のEVバスでもある。科技日報が伝えた。
宇通客車が今回出展した新製品は、国内初の短距離都市間乗客輸送に使用される、全長13.7メートルのEV路線バスだ。同バスは一体型のボディ構造を採用し、充電は直流・交流に対応、8−10分のみで完了できる。一度の充電で300km以上走行でき、一日の走行距離を満たし、グリーン・エコロジー走行を実現する。長い航続距離の他に、同バスはボディ全体の構造改善により、空気抵抗を現在の都市間路線バスから30%削減し、経済性を大幅に高めた。同社はさらに同バスの車内の改良を実施した。例えば車内の静音性の改善により、車内の走行中の騒音が一般的な乗用車の基準に達した。同時にフラット化設計により、乗車人数を80人に増加し、乗客に高価値をもたらした。他にもインターネットと携帯電話により車両の走行状況と電池の使用状況を全面的にモニタリングでき、車両の故障情報を即座に把握することで、車両の正常な走行を保証できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年10月21日