中国、引き続き新エネルギー車の発展と普及を継続
2013年中国自動車産業発展(泰達)国際フォーラムがこのほど、天津市濱海新区で閉幕した。本フォーラムは「責任と未来」を2013年のテーマとし、国家級の部・委員会、企業の役員、専門家・学者、メディアなどの700人余りが出席した。本フォーラムに出席した中国科学技術部(科学技術省)、中国国家発展改革委員会などの政府部門の指導者は、新エネルギー車の現在の発展を紹介し、今後の発展を予想した。科技日報が伝えた。
本フォーラムに出席した指導者は、「現在、国内外はいずれも新エネルギー車の育成期間にあたり、産業技術の差は大きくない。数年間の普及活動を経て、中国はすでに比較的良好な技術と産業の基盤を構築しており、かつコスト・資源・市場・体制面で優位を占めている。中国は今後も新エネルギー車産業の発展を、大々的に支援・推進するだろう」と指摘した。
中国科学技術部によると、新たな普及計画が間もなくスタートされる予定だ。中国国務院はすでに新たな新エネルギー車普及計画を正式に許可しており、4つの部・委員会が実施の細則を制定中だ。新たな国家支援策は第一段階の普及の経験と不足をまとめた上で、企業の技術革新と地方の市場PRの積極性を引き出し、中国新エネルギー車の順調な成熟化を促すことを目的とする。
新たな普及策には、次の内容が含まれる。
・新エネルギー車を中心とし、試行都市を中心とする地域から普及範囲を拡大し、地域の電気自動車(EV)の普及を加速する。