百度 糯米網に戦略的投資
【中日対訳】 検索サービス大手の百度とソーシャルネットワーキングサービスの人人公司はこのほど最終合意に達し、百度が人人傘下の共同購入サイト「糯米網」に戦略的投資を行い、1億6千万ドルで糯米網の株式の約59%を取得することが決まった。百度と人人が共同で発表したとして、人民日報が伝えた。
百度の李昕晢最高財務責任者(CFO)によると、糯米網の質の高い共同購入プラットフォームや現地情報は、百度の既存の位置情報サービス(LBS)や地図などの業務と相互に補完しあえるものになる。糯米網には多数の都市をカバーする営業販売チームとこれまで積み上げてきた利用者という土台があり、これらは百度が現地化されたLBSプラットフォームを企業向けによりよく構築するのを助けることになる。人人の陳一舟董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)によると、団体購入業務は中国で巨大な潜在力があり、特にモバイルインターネットの時代にあって、こうした業務モデルは引き続き勢いよく発展するとみられる。百度の戦略的投資は糯米網の業界での地位を一層押し上げ、非常に大きな相乗効果をもたらすことになるという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年8月26日