アストラゼネカ 従業員にハッキングの容疑
英製薬大手グラクソ・スミスクラインに警察の捜査のメスが入ってから、外資系製薬会社がメディアの注目を浴びている。最近の情報によると、同じく英国製薬大手アストラゼネカの上海事務所で、従業員1人が警察に拘束された。同従業員はコンピュータシステムに違法侵入した疑いが持たれており、警察の調査を受けている。現時点では、同従業員がどのようなコンピュータシステムに違法侵入したのか、侵入の目的は何かに関する情報が明かされていない。人民日報が伝えた。
アストラゼネカのオフィシャルサイトによると、同社は1993年に中国に進出し、初めに無錫に工場を建設した。同社は現在、中国大陸で23の支部、5000人以上の従業員を擁している。同社は2012年6月に1億ドルを投資し、上海市張江ハイテクパークに中国本部・アジア太平洋本部を設立した。同社は2011年に2億3000万ドルを投じ、江蘇省泰州市で静脈注射製品と内服固形製剤を生産する、投資総額が世界最高の独立生産拠点の建設を開始した。同生産拠点は今年年末に竣工を予定している。(編集YF)
「人民網日本語版」2013年7月24日