ノキア「ゾンビCM」でiPhone5を風刺
【中日対訳】 フィンランドのノキアはスマートフォン(多機能携帯電話)「Lumia 925」の発売と同時に、広告でも攻勢をかけ始めた。海外で放映された最新の広告をみると、ノキアはカメラ技術の優位を利用して、米アップル社の製品を皮肉っている。「京華時報」が伝えた。
Lumia 925のカメラは暗闇でもフラッシュ無しで撮影でき、これがノキアがアップル社のスマートフォン「iPhone5」(アイフォン5)をこき下ろす時のよりどころだ。ノキアの最新の広告には短編ホラー映画の趣がある。冒頭にLumia 925をもった男性が一人深夜の通りを歩いていると、青白い肌で血走った赤い目のゾンビたちが次々に登場する。ゾンビの一人が手にしたiPhone5で道行く人を撮影し、写真を撮られた人はゾンビになってしまうという内容だ。暗闇の中でiPhone5のカメラで人を撮ると、LEDフラッシュによって白肌、赤目になり、まるでゾンビのように写るという皮肉だ。
海外の電子製品の広告では、ライバルを皮肉るというやり方がしばしばみられる。今回ノキアに皮肉られたアップル社自身も、これまでたびたび広告を通じて他社を風刺している。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年6月25日