東風ホンダ「CR-V」新型二輪駆動車 北京で発売
東風ホンダが生産する「CR-V」の新型二輪駆動車が北京で発売された。2.0リットルの普通車タイプ「Exi」と2.4リットルの高級車タイプ「VTi」の2車種で、市場での指導価格はExiが20万7800元、VTiが22万9800元となっている。経済参考報が伝えた。
駆動装置以外の装備が同じだとすると、新型二輪駆動車の希望小売価格は四輪駆動車より1万元ほど安い。CR-Vシリーズは新型2車種を投入することで製品のラインナップを拡大し、消費者の選択肢を増やすと同時に、消費者により多くの経済的なメリットを与えたといえる。この2車種が加わっただけでなく、Exiクラス以上の車種は後部座席の窓に技術的処理が施され、プライバシーがより守られるようになった。新型2車種は燃費も向上しており、100キロメートルを走行するのに必要な燃料は、Exiがわずか8.0リットル、VTiが8.8リットルで(総合的な状況の場合)、同クラス他車を上回る。またCR-Vの四輪駆動車はすべて「E-DPSリアルタイムスマート四輪駆動システム」にグレードアップし、走りと燃費がさらに向上した。
CR-Vの総合的な優位性は高い価値の維持率にあらわれている。中国自動車流通協会が発表した「中国乗用車価値の維持率研究報告」の中で、CR-Vは2009年から4年連続でスポーツ用多目的車(SUV)のトップの座を維持しており、80万人のCR-Vオーナーにとって名誉なことといえる。このたび新型2車種を発売しただけでなく、「シビック」の10周年記念バージョンも4月から店頭に並んでいる。シビックの普通車と高級車にはカーナビシステムが搭載され、設備はグレードアップしたが、価格はそのまま据え置かれた。
東風ホンダはこのほか、CR-Vとシビックの一部車種で車載型空気清浄システムとシャーシの防サビ防音シートを提供したり、買い換えや新規顧客の紹介にプレゼントを贈ったり、保証期間を延長したりするなど各種の優遇措置を打ち出している。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年5月31日