国内路線の燃油付加運賃を10元値上げ 5日から
中国南方航空、吉祥航空、海南航空など複数の航空会社が3日に通知を出し、今月5日午前0時から月末まで、国内路線の旅客輸送における燃油付加運賃(燃油サーチャージ)を10元引き上げることを明らかにした(航空券発行の時間を基準とする)。「京華時報」が伝えた。
同通知によると、3月の国内旅客輸送における燃油サーチャージの徴収基準は、800キロメートルを超える路線では旅客一人当たり130元が140元になり、800キロメートル以下の路線では同70元が80元になる。
大人の運賃の半額で計算される公務で障害を負った軍人や警察官および児童(大人の付き添いがない児童を含む)は、国内航空路線の燃油サーチャージも半額になり、800キロメートルを超える路線では70元、800キロメートル以下の路線では40元になる。このほか大人の運賃の10%で計算される乳幼児からは燃油サーチャージを徴収しない。
今月に入り、国内の航空燃料の工場出荷価格の上昇幅が1トンあたり250元を超えたため、国内路線の燃油サーチャージが調整されることになった。
またオンラインの旅行情報サイトによると、複数の航空会社が3月1日から国際路線の燃油サーチャージを値上げしているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年3月4日