日本電子メーカーにふたたびリストラの波 (2)
▽パナソニック リストラによる中国業務への影響は不確定
シャープとともに困難に陥っているパナソニックは、従業員数が33万人を超えており日本で最も多い。同社は今年5月、従業員の約10%に当たる3万6千人をリストラすると発表し、コスト削減による業績の回復を目指したいとした。最新の情報によると、同社は来年3月をめどにさらに約1万人をリストラする計画で、中国業務にも影響が及ぶ可能性があるという。
パナソニック関連部門の責任者が20日述べたところによると、リストラの人数は世界全体でのものであり、中国業務に影響があるかどうかはまだ不確定で、影響があるとする外部の声は正確ではないという。
日本企業が深い低迷に陥る中、中国企業が猛烈な追い上げをみせている。このほど広東省深セン市で行われた第14回中国国際ハイテク成果取引会では、京東方科技集団株式有限公司が独自開発した超大型・超高精細のディスプレーがお目見えし、初めて世界市場にうち出す110インチ超高精細ディスプレーや初の大陸部向け65インチ超高精細・酸化物半導体TFT技術採用のディスプレーなどが発表された。酸化物半導体TFTの技術は日韓が競争を繰り広げている中核技術だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年11月21日