上がり続ける家賃 のしかかる重圧 (3)
不動産会社・鏈家地産市場研究部の張旭アナリストによると、家賃の持続的な値上がりは正常なことだ。8月と9月は各種学校の卒業生の多くが就職する時期で、賃貸需要が目立って上昇する可能性がある。現在の市場全体の発展傾向から考えると、賃貸価格は引き続き上昇する可能性があるという。
ある業界関係者の指摘によると、不動産の上昇幅を合理的な水準にコントロールするには、「2本の足」で歩かなければだめだという。
1本の足は、供給をめぐって手を打つことだ。賃貸物件の供給が増加すれば、賃貸市場の緊迫した需給関係を和らげることができ、ひいては不動産価格の安定につながる。もう1本の足は、不動産賃貸市場の規範化を進めることだ。一部の不動産仲介業者による賃貸物件の買い占め、家賃のつり上げ、ルール違反の差額による利益獲得といった行為に対し、政府の関連部門は関連する政策の操作可能性をさらに引き上げ、市場での監督管理を強化する必要がある。(編集KS)
「人民網日本語版」2013年9月9日