支払スタイルが変わる 銀行カードからケータイへ (2)
今週には中国光大銀行と中国移動電子商務公司が合意に調印し、招商銀行、上海浦東発展銀行、中信銀行、中国銀行とともに中国移動とおサイフケータイサービスで連携することになった。光大銀行電子銀行部の許長智副総経理によると、モバイル決済商品はNFCを利用しており、安全チップを搭載したスマートフォンに銀行カードの機能を加え、携帯電話と銀行カードの融合を実現するものだ。この商品は4月中にうち出される予定で、テスト版ではクレジットカード機能、口座残高の照会、電子マネーのチャージなどの機能が備わっていた。利用者がおサイフケータイのモバイル端末を通じて、銀行カードの情報をSIMカードにダウンロードすれば、携帯電話が銀行カードに早変わりする。利用者が中国銀聯の「閃付(一瞬にして会計が終了)」シールを貼ったPOS端末に中国移動の携帯電話をかざせば、瞬く間に支払いは完了する。少額の支払いには限度額があるが、暗証番号は必要ない。高額の支払いには暗証番号を打ち込む必要があるが、資金の安全は保証される。
現在、全国にはおサイフケータイに対応したPOS端末が100万台ある。中国移動によると、5月には北京市公共交通の「一◆通」サービスにおサイフケータイサービスも加わる予定で、実現すれば北京市民は携帯で地下鉄に乗れるようになるという。
中国では2011年がモバイル決済元年で、それから現在までの間にモバイル決済は好評でありながら定着せず、ビジネスとしての規模にも目を見張るものがなかった。許副総経理によると、昨年に中国のモバイル決済標準がやっと確定し、今年は大規模な商用の段階に入るのが必然的な流れだという。
伝統的な物理的ネットワークや日々成熟する電子銀行に比べ、モバイル金融はより先端のサービスプラットフォームであり、市場の可能性は言うまでもなく大きい。ビジネスソリューションを提供する易観国際集団によると、13年にわが国のモバイル決済利用者は3億800万件に達し、取引規模は11年の742億元から2230億元に急増する見込みという。(編集KS)
*◆は「上」と「下」が上下に組み合わさった字
「人民網日本語版」2013年4月15日