<企画>「独身の日」で盛り上がる中国
1が4つ並ぶことから中国では11月11日が「独身の日」とされている。「独身の日」ができたのは、独身の人に早く恋人を見つけて、「孤独」に別れを告げてもらいたいと、多くの人が願っているからだ。一方、商業界は近年、「独身の日」を商機とし、関連の商品の販売や割引キャンペーンを実施しており、その規模は年々大きくなっている。今年の「独身の日」を目前に控え、独身の人はどのようにこの日を過ごそうと計画しているのだろう。
【独身に陥りやすい職業】
1位 会計事務所
女が多く男が少ない。超時間労働。
2位 広告会社
上に同じ。
3位 法律事務所
計算が細かい。女弁護士は男に恐れられている。
4位 コンサルティング会社
飛行機に乗っている時間が地上にいる時間よりも長い。スーツケースがしまわれることはなく、つねに使用可能な状態。
5位 ファッションデザイナー
新しいものを求め続けるのがデザイナーのさが。同じ人や物に愛情を注ぎ続けるのは苦手。
6位 メイクアップアーティスト、スタイリスト、カメラマン
この業界の男たちはなよなよしている。美人に接する機会も多く、危険。
7位 ウェブサイト運営会社
超時間労働。従業員が若者ばかり。若い女性は同年代の男性を好まない。
8位 記者、編集者
本ばかり読んでいる。社会の影の部分に接することが多い。ひとり超然としていて近寄りがたい。頭が固い。
9位 芸能人
ほれた腫れたの話が多すぎる。周りは誘惑ばかり。目移りして、誰から手を付けたらいいのか分からなくなる。
10位 スポーツ選手
男女別に分けられており、訓練では合宿所に缶詰め状態になるため、異性と接する機会がない。>>>詳細へ
【独身者が多い都市】
No.1 広東省
広東省の独身者は、中国全土の独身者の総数の11%を占めている。
No.2 北京
北京の女性の独身者の割合は初めて、東北地方の黒竜江省、吉林省、遼寧省を超え、全国トップとなった。
No.3 江蘇省
男性の独身者で、RTSゲーム「DotA」をする人の割合が中国全土でトップ。
No.4 山東省
女性の独身者の平均年齢が中国全土で最低。
No.5 河南省
独身者のうち、男性が73.69%、女性が26.31%だ。>>>詳細へ
【独身の人の過ごし方】
独身の人ばかりでバスの停留所に集結する
「独身の日」に、独身の人たちが「1111」や「ハッピー独身の日」などと書かれたお揃いのTシャツを着て、さらに棒を1本持って、バスの停留所に集結する。そして、みんなで「沈黙」する。
独身の異性を誘って映画を見に行く
「独身の日」に、独身の人は独身の異性の友人を誘って映画館に行き、孤独感を少し解消することもできる。映画を見終わった後、もしかするとその相手との恋愛が始まっているかもしれない。これも1つの出会いの方法だ。
一人で静かにディナー
にぎやかな場所が苦手で普段は仕事が忙しいという独身の人は、「独身の日」を利用して、自分のためのディナーを準備できる。ディナーは自分で作ってもいいし、自分の好きなレストランに行ってもいい。静かに一人の時間を楽しむのだ。
カラオケに行く
カラオケに行って歌を歌うのは、ストレスを発散する良い方法だ。恋愛ができず悩んでいる独身の人は独身の日に、この方法で普段のうっぷんを晴らすのもいいだろう。
思いっきり残業する
時間つぶしのために、「独身の日」に残業を計画する独身の人もいる。そのようにして、孤独感を紛らわしているのだ。
婚活サイトで恋人探し
外に出て過ごす以外に、独身を脱出するために、「独身の日」に婚活サイトで恋人を探すという独身の人もいる。>>>詳細へ
【恋人と巡り合える10大旅行目的地】
1位:シンガポール
恋愛運:★★★★★
推薦理由:二人ならば甘い時を味わい、一家総出ならば家族の絆を深め、仲間たちならば旅行を大満喫し、一人ならば自由な旅を楽しめる。
2位:台湾
恋愛運:★★★★☆
推薦理由:エバー航空のハローキティジェットは、香港発ならばそれほどでもないが、台北から戻る場合、空港からキティちゃんに包まれることになる。
こんな人におススメ:オタク、かわいい系女子
3位:麗江
恋愛運:★★★★
推薦理由:旅の出逢いと言えば麗江だ。民謡、バー、ギターの弾き語り、長い髪を生やした少数民族の女性。これだけでも、無限の想像力を掻き立てられる。
こんな人におススメ:芸術家
4位:北海道
恋愛運:★★★☆
推薦理由:一人の北海道旅行は、実際には一人旅ではない。初めての一人旅で、初めて雪山を登り、初めて野生のツルを観察し、最も美しい夕日を眺める。
こんな人におススメ:クオリティの高い暮らしを求める若者
5位:アモイ
恋愛運:★★★
推薦理由:アモイを訪れたならば、最も有名な観光スポットのコロンス島(鼓浪嶼)の散策が欠かせない。一杯のコーヒー、一度限りの出会い。
こんな人におススメ:芸術家、都市部のプチセレブ
6位:チェンマイ
恋愛運:★★★
推薦理由:チェンマイは喧騒に包まれたバンコクとは、まったく異なっている。チェンマイは静かで美しく、テレサ・テンが最も愛した都市だ。ラーンナー王国の古都であるチェンマイには、古き良き時代の香りが溢れている。
こんな人におススメ:旅行・レジャー好き
7位:杭州
恋愛運:★★☆
推薦理由:快晴の西湖は常に麗しい。美しい花が咲き誇り柳の緑が広がる蘇堤を人々が行き来し、夏に咲く蓮の花は心地よい香りを放ち、泉がこんこんと湧き、清らかな水を汲みお茶が楽しめる。
こんな人におススメ:江南地方に憧れる若者
8位:ニュージーランド
恋愛運:★★
推薦理由:ニュージーランドは私にとって、長旅の通過点ではなく、憧れの「中つ国」だ。指輪物語のファンにとって、映画ロード・オブ・ザ・リングの撮影が行われたあの麗しい土地はキーウィの故郷であるほか、エルフ・ドワーフ・エント族・ドゥネダイン、さらには私たちのよく知るホビット族が住んでいる場所だ。
こんな人におススメ:洒脱な人々
9位:モルジブ
恋愛運:★☆
推薦理由:私はカナヅチだが、モルジブ行きの航空券の割引に関する情報をよく目にするため、旅行することにした。
こんな人におススメ:「お得な買い物」が好きな低所得者
10位:アラスカ
恋愛運:★
推薦理由:いつからアラスカに憧れるようになったかは覚えていないが、中学生の時に見た旅行番組がきっかけだろう。>>>詳細へ
こんな人におススメ:海外留学者、探検家
「人民網日本語版」2013年11月11日