来年から「春運」空調車で携帯電話の充電可能に
2014年の「春運」(春節前後の帰省・Uターンラッシュ)から、列車の空調車で電源コンセントへの通電を開始する。携帯電話やコンピュータなどを車内で充電することができるようになる。今回通電が行われる交流(AC)220Vのコンセントは、携帯電話とノート型PC、タブレット端末、電動シェーバー、移動充電器に限られ、電子レンジなどの電器は使えず、車内で鍋料理を作りたいという一部ネットユーザーの夢を実現することはできない。新京報が伝えた。
鄭州鉄道局車両段(車掌区に相当)の関係者が26日に明らかにしたところによると、今年10月1日以降の鄭州発北京、上海、広州行きの空調列車に対する車両のコンセントの検査・メンテナンス、通電試験は完了し、使用が可能となった。他の路線の列車の業務も進行中で、2014年の春運から使用開始となる。
関係者によると、一等寝台車の車内の各コンパートメントにはコンセントが1つ、外の通路に3カ所配置される。二等寝台車の通路には3カ所、乗務員室には1カ所、一般車両では乗務員室のみにコンセントが1つ設置され、客室には設置されない。
一般車両の乗客が緊急に充電する必要がある場合、乗務員に申請すれば乗務員室で充電を行うことができるという。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年10月28日