きょうの人民日報「微博」--盲導犬を拒絶しないで
盲導犬のジェニーと主人の陳燕さんはいたるところで「拒絶」されている。初めて銀行やファーストフード店に行った時は入店を拒否され、初めて公園に行った時は、警備員にジェニーのハーネスをつかまれ、外に連れ出されたという。陳さんは「拒否されるたびにジェニーは落ち込む。ある時は地下鉄に入れてもらえず、伏せて口を地面に付け、大粒の涙を流していた。周囲の人も驚いて『犬が泣いている』と叫んでいた。盲導犬の知力は10歳の子供に相当し、拒絶されると傷付く。盲導犬は視覚障害者の『目』であり、拒絶しないでほしい」と訴えている。
【盲導犬のことを知ろう】
(1)盲導犬は警察犬や救助犬と同じく、特殊な訓練を受けた職業犬だ。(2)盲導犬は、過去7世代にわたり犬や人を襲ったことのない犬から選ばれる。(3)盲導犬が大きな音に驚いて暴れると主人に危害が及ぶため、訓練所ではピストルを使った試験を行い、反応の小さい犬が選ばれる。(4)盲導犬が人に危害を加えた事件は、世界でまだ発生していない---。市民が不親切なのではなく、盲導犬に対する理解が進んでいないのだ。周りの人に教えてあげよう。