バス運転手向けの「ストレス解消ルーム」が人気 深セン
職員を慰問するバス集団の指導者 |
深センでバス乗務員がストレスを苦に飛び降り自殺を図る、広東省順徳でバス運転手が鬱憤を晴らすために故意に人身事故を起こすなどの事件が相次いだことで、バス運転手・乗務員のメンタルヘルスに注目が集まっている。深センバス集団は22日、西麗バスターミナルに設置された、バス運転手・乗務員向けの「ストレス解消ルーム」をメディアに公開した。バス運転手や乗務員は生活面・経済面・仕事面で大きなプレッシャーを抱えており、乗客に憂さ晴らし半分でクレームをつけられることも多く、ストレスを解消する手段を必要としているという。「ストレス解消ルーム」ではカラオケをしたり、ゴム人形を殴ったり、ネットサーフィンなどで気持ちを晴らすことができる。この2年間で4体のゴム人形がボロボロになったほか、マイクも使いすぎで何本も壊れたという。南方日報が伝えた。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年8月23日