中国、ネット上でデマを流布していた企業 営業収入1.6億円 (2)
「最も美しい清掃員」 |
「デマ流布で社会の信頼を損なった」
ここ数年、「郭美美」や「干露露」がその話題の対象になってきた。またある時、楊容疑者は、裸の女性の胸を自分の手で覆った写真をネット上に投稿し、転送回数1万回以上を記録したらこの手を離すと豪語した。
このような捏造行為に、多くのインターネットは憤りを隠さないものの、楊容疑者本人は、全く意に介していない。
楊容疑者は、このような行為が犯罪に当たるかどうか、弁護士に相談したこともあるといい、違法行為だとは全く感じていなかった。
そのため、楊容疑者は逮捕された時、「オンラインマーケティングをしているだけなのに、なぜ逮捕されなければならないのか」と戸惑いを隠さなかった。拘留後、監視所の看守と話すうちに、デマを捏造してネット上に流布したことで、「ネット上の秩序を乱した」ことに気付くようになった。
楊容疑者は「流したニュースがデマだと分かると、人は人に対する信頼を失う。そして、社会の信頼も損なってしまう。デマを捏造しネット上に流布するのは間違っている。自分の人生観や世界観が間違っていた」と反省の言葉を述べているという。